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勉強が難しい!って思ったら試して欲しいこと

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難しいけど理解したいあなたへ

プログラミングができるようになりたい。

会社から渡された資料を理解したい。

だけど、難しくて何が書いてあるのか理解できない。

 

そんなことありますよね。

この記事では、難しいことを理解するにはどんなことをすればいいのか、具体的な方法をご紹介します。

 

結論

絵を描こう!

 

え、どういうこと?って思われましたか?順番に解説していきましょう。

 

なぜ絵を描くと理解できるの?

 

まずは「理解できている」状態というのが何を意味するのか考えていきましょう。

最終的なゴールは理解できている状態なので、まずは目指すべきゴールを明確にします。

 

次の文章を読んでみて下さい。

「帰り道。家のまでのラストスパート。心臓破りの坂を登るともう少しで家に着く。坂道に差し掛かると、両手いっぱいに抱えたリンゴが、なんだか爆弾のような気がしてきた」

 

文章の意味は理解できたでしょうか?

このような文章であれば、読むと同時に家や人や坂道やリンゴがまるで漫画や映像のように思い浮かべてしまうのではないでしょうか?

リンゴを抱えた子供?がリンゴを爆弾のように思ってしまうのは、坂道でリンゴを落としてしまうと、大変なことになるということの例えでしょう。

 

このように、簡単な小説レベルの文章では、書かれていない状況(リンゴを坂道で落とすとどうなるか)まで補って理解します。

こんなことができるのは、私たちが文章を読みながら、頭の中で映像として状況を作り出しているからです。

理解できるというのは、言い換えると、頭の中で映像化できるということです。

 

一方、少し複雑な文章

「A地点からタカシくんは南へ5km, ヒロシくんは東へ4km移動しました。Aとタカシくんを結ぶ線、Aとヒロシくんを結ぶ線、タカシくんとヒロシくんを結ぶ線で囲まれた面積はいくらでしょうか?」

どうでしょうか。書いてあることはわかるけど、文章全体はよく分からないという感じでしょうか。

 

単語は理解できるけど、文章全体が理解できないのは、頭の中ですぐに映像化できないためです。

そこで、頭の中の映像化を手伝うために、絵を描くのです。

先ほどの文章通り絵を描いてみましょう。

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どうでしょう。文章に従って、絵を描いてみると、一目瞭然ですね。聞かれていた質問の内容は、この三角形の面積を求めよという問題でした。

ちなみに答えは10キロ平方メートルです。底辺x高さ÷2でしたね。

 

このように、何か分からない文章や概念が出てきたときも、まずは文章に従って絵を描いてみると、以外にもすんなりと理解することができます。

 

 小学校の時に塾に通っていた方は、算数の先生に、「文章題は絵を描け」とか「補助線を引け」と言われたかもしれないですね。

この作業も、脳が映像化する作業のお手伝いをしていたということです。