どのような本なのか
Railsの教科書定番中の定番といえばこの本ではないでしょうか。
Rails4の時代に私が勉強した時もこの本を横に置いて勉強していました。
rails5系対応が出たタイミングで4系は売ってしまい、新しくrails5対応バージョンを購入しました。
本書は、入門書ではありません。
一般的な入門書だとハンズオン形式で、何か簡単なアプリを作りながら学んでいくという流れですが、本書はRailsの機能を網羅的に解説しており、業務でよく使うものから、全く使わないものまで書いてあります。
どのような人に向いているか
本書はRailsが一通りできる(CRUDや関連付けが理解でき、実装できる)方におすすめします。
各技術要素はしっかりとした説明が書かれており大変わかりやすいのですが、それらの要素をどのように組み合わせて、全体のアプリを作成するのか、本書から読み解くことはできません。先ほども書きましたが、入門書ではないので、この本で1からRailsを理解するのは難しいでしょう。
本書は、まだ使ったことのない機能を知るのには便利です。
また、買ってすぐにざっと通し読みし、どのような内容が書かれているのか頭の中にインデックスを作っておき、後で必要なところだけをしっかり読むという使い方もできそうです。